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倉部至誠堂

第二代宗師

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1950年生まれ。千葉県柏市出身。本名:倉部誠。高校時代は柔道を、東京理科大学(機械工学専攻)在学中には部活で糸東流空手道を習う。社会人になった後、八光流柔術などの技術を取り入れた逆手道に出会い、修業に励む。1989年、欧州オランダに渡り日本企業の現地法人で経営の仕事をする傍ら、1990年代に日本で逆手道創始者の田中忠秀堂師範が没し、後継者もなく流派が途絶えてしまったことを憂い、欧州の地で逆手道の指導を開始する。
以後、当地を皮切りに広く武道関係のネットワークを拡げて現在に至る。近年、逆手道の研鑽の中から独自に「合気術」の術理に気づき、直接あるいはネット通信を通じた間接指導によって画期的な上達法を指導、着実に成果を挙げている。
正規の仕事の傍ら文筆活動にも積極的に取り組み、長編連作『ワルシャワ物語』のほか、『図説振動モード解析入門』(大河出版社 1987年刊)、『振動モード解析入門』(日刊工業新聞社 1989年)、『物語オランダ人』(文春新書 2000年)ほか、武術関係では『柔術入門』(欧州古流柔術連盟 2000年刊)、『できる! 合気術』や翻訳本『三戦の「なぜ?」』〈クリス・ワイルダー著〉(共にBABジャパン 2012年刊)などがある。2015年に定年退職して、以降、執筆と柔術の普及活動に注力している。

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